いよいよ夏、7月に入りました。

先月末に閉会した堺市議会のご報告を

まとめさせて頂きます。

今回の議会はなんと言っても「中学校給食」です。

給食実施の決断はしたものの、かなり低飛行の議論となっています。

堺市も市長も議会他会派も、これまでの方針を転換するというのが

難しいのか「家庭弁当」を主としてそれを補完する給食という

スタンスです。

ここに堺市政の現状が現れている。

これまでの自分たちの主張の正当性を守りながら、

方針転換するという中途半端さはこれに限ったことでは

ないですが、給食に関しては選択性であっても主として

給食というスタンスで取り組まなくてはいけない。

アレルギー、安全に対する取り組みも最優先です。

今後委員会でも、議会でも何とか動かしていくつもりです。

僕としては全喫食へもって行きたいと思っています。

また、私の所属委員会「産業環境委員会」での質疑は

・中小企業支援
・堺市民会館建替え

でありました。

「中小企業支援」については人材確保、人材育成の充実を求めました。

今、日本の製造業は国際競争の中、厳しい戦いを続けてきています。

少子化、若者のものづくり離れ、サービス産業への傾倒で中小企業は

慢性的な人材不足を抱えています。

お金も大事ですが、こういう支援も大変重要です。

3Dプリンターなど新しい技術が波のように押し寄せてきます。

ものづくりの発展は地域に根付くものです、雇用、周辺業務への波及、

そしてサービス産業への波及など様々な効果があります。

行政・企業ともに協力し合い産業振興していかなくてはなりません。

「堺市民会館建替え」について堺市は現在の会館規模から

ほぼ倍の2000席規模の会館建替え案を進めています。

維新の会としては予算に反対した理由の一つとなっています。

市はキャパシティを上げる理由に収入の増加が見込めるとしています。

どう見込んでいるのか、計画はあるのか、そのためにどんな動きを

しているのかを問う質疑となりました。

現在その計画は無く、また計画がいつ出来上がるのかも

示せない状況を確認しただけとなった。

また竹山市長からは建物の基本設計が終わってから

計画策定もしていくと答弁いただきましたが、

順序が逆、コンセプトやプランがあって、それにのっとって

建物のプランを構築していってもらいたいです。

また、公共ホールだから収支黒字にこだわるべきでもないとも

言われました。

これについては理解しています。市民の文化発展に寄与する

公共ホールとしての担いもあるわけです。

要はそういう言い訳ではなくてキャパシティアップして

運営していくプランを期日を決めて策定すること、

それで議論しないとなんとなく大きくしたかっただけ

ということになります。

現状の市民会館で年間約1億赤字、

建替え後は3億とも言われていますが計画がないので

この数字もどうかわかりません。

また、今の場所にて建替えとなっていること。

立地にこだわって計画したのかという点も問いかけた。

泉ヶ丘のビッグアイ、高石市のアプラホール、皆駅前です。

岸和田の波切ホールは商店街を歩かせる、そして隣接した

ショッピングモールとなっている。

それぞれ何らかの理にかなった形になっている。

立地に対してはそれほど熱意を持って検討したわけでは

ないようだ。

では大きくなった堺市民会館に沢山の方が来場するとして

駅から歩いていく人の導線についてどう考えているのか、

その導線を開発していくのか、そして理にかなった

街づくりにしていくのかと問いかけたが、

計画はない。熱意も感じられなかった。

約145億という投資をかけて、市民理解は多く得れないと思う。

街づくりのコンセプトと繋がり、総合的なプランが非常に弱い。

この市民会館の件だけでも、現市政の様々な問題が浮き上がる。