総務財政委員会

昨日、堺市議会では総務財政委員会の開催。

個人情報漏洩に関しての質疑が主に行われました。

やはり6月に通報者からこの問題を指摘され、

組織としてどう対応していたのか。

問題を過小評価していたり、

思い込みや、職員に対して簡易な聞き取りで

すましていなかったのか。

また、トップマネジメントはどのように機能したのか。

初期対応において通報者とコンタクトを取る必要性が

無かったという答弁にも疑問が残ります。

新たに同じことが起こって通報者が現れても

同じ感覚で対応するのかと思わせる事に不安を感じます。

12月にダミーデータではなく、

まさしく本物の個人情報が漏洩していたと

発覚してからは行政が自らを処分するにあたり

処分内容を含めてどのように決定していったのか。

事実確認を進めていく質疑を会派としては

行いましたが、通常の持ち時間では

全てを確認する事が難しかった。

年末の議会で否決されましたが、

やはりこの問題を扱う特別委員会の必要性を

感じました。

堺市の広報を見ましたけれども昨年末の

特別委員会設置の議会議論は掲載がありませんでした。

再発防止を検討するにも事件発生の原因についてと

今回の組織対応についての反省点から

構築していく必要があるわけです。

そこに市民として市民の代理として

任期を頂いている議会議員が行政ではなく

市民の立場としてチェックし、

責任の明確化と再発防止に向けた行政組織の

考え方、姿勢、そして工程に向けて議論が必要です。

二次被害においても現段階で無いと言うには早い。

二次被害の証明はあったとしても難しいというのが

背景にあると思いますが、どちらにしても

市民に帰ってくるわけです。

最近の高齢者に対する詐欺被害一つとっても

その内容を確認すると手が込んでいます。

この件については、

今後も会派を超えて議論が必要と思います。

また昨日は大阪府庁にも赴きまして

地元の要望書を西林府議とともに手渡してきました。

今後の泉北ニュータウンについての議論もさせて頂き

有意義な府庁訪問となりました。

維新府議団の控え室にも参りまして、

皆さんに色々お声かけ頂いて嬉しかった。

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