本日、堺市議会の定例会が閉会しました。
最終日の今日は市議会議員の定数に関する条例提案について
採決が行われました。
人口減少による一議席マイナスとなる我々維新の会の提案の条例と
その他の会派が提案してきた、南区でマイナスした1議席を同じく
人口減となっている堺区に付け替える条例との採決が行われ、
堺区に付け替える他会派の条例が可決する結果となりました。
人口減の区から人口減の区へ付け替えることで一票の格差はさらに拡大となりました。
人事院勧告による市長、特別職、市議会議員のボーナス0.1ヶ月upも可決。
我々、維新の会は反対致しました。
また議会としては可決されましたが、
予算に対しても市議団として反対しております。
今、各地方自治体は2025年の人口減少期突入に向けて
様々な準備を行なっているところでありまして、
超少子高齢化における社会 保障費の増大も予想され、
安定的に行政サービスを行うため には改革によって支出を減らし、
観光・産業振興などで収入を増やす取り組みが急務です。
また、住民サービスを低下させず 支出を抑制するには新しい取り組みや知恵、
また民間との連携など、これまでの行政スタイルから脱却していかなくてはなりません。
今年度の堺市予算は大きなまちづくりのビジョンに乏しく、時代に逆行した施設運営、
旧態依然とした補助金行政 などで高コストへ向かう傾向にあり、かつ、民間活力や
ノウハウを活かす取り組みや新たな行政へ挑戦する施策にも乏しいと判断。
時代の求める新たな行政への扉を開ける大切な時間を失しているとして
予算案には反対致したところであります。
上記以外にも多々様々なことがあった今議会が今閉会となり、
いよいよ来年度に堺市行政は入ってまいります。