今任期最後の議会を終えました


昨日、今任期最後の議会となる令和5年第一回市議会が閉会しました。

永藤市長としても最後の予算編成となり、最終日に議会可決。

今回の予算は財政再建のため延期していた「第2子以降の保育無償化」

0歳から2歳児のうち第2子以降の保育料を堺市独自に無償化する予算で

所得制限もなしという形で実施されます。

維新の会の改革によって財政立て直しが進んだことによって実現しました。

また、がん検診無償化も継続されます。

胃・肺・大腸・子宮及び乳の各がん検診並びに胃がんリスク検査

前立腺がん検査の自己負担金無償化を継続となります。

また、ひとり親家庭支援予算や

中学校の38人学級も令和5年度から実施されます。

<令和7年に中学校給食完全実施>

4年にわたる任期をご付託頂き、様々な政策実現に取り組んでまいりました。

初めて議員になった時から取り組み続けてきた「中学校給食完全実施」が

今任期に実現したことは大変大きなことでした。

前市長時代は中学校給食完全実施は行わない方針で、

議会も自民党が主張するお母さんの「愛情弁当」を主張し、

母親が弁当を作ることが愛情と主張し、給食には反対していました。

そんなことから一時期、中学校給食の質疑を行うのは僕だけとなった時期も

ありまして、議会も役所も「無理に決まってる。」という空気でした。

大きかったのは市長選挙で新たに永藤市長が誕生したことで、

財政の改革も行いながら、中学校給食の完全実施の方針決定し、

令和7年スタートする予定で給食センター建設計画も進んでいます。

最新設備での給食センターとなり、衛生管理や調理も行われ、

炊き込みご飯の回数も多く提供される予定です。

美味しい、温かい給食実施に向けて取り組んでいきます。

<泉北ニュータウンの活性>

今任期、永藤市長は泉北ニュータウン再生組織を市長直轄としました。

そのことにより、取り組みにスピード感が出ていきています。

近隣センターの再生の取り組みも進んでいます。

また、シェアサイクルがニュータウンで普及されてきました。

大蓮公園も民間運営導入、市民の方の取り組みもあり、賑わいが出てきています。

大阪府との連携も強化され、泉ヶ丘駅のビッグバン事業も堺市に無償譲渡。

今後、ビッグバンの後背地を再整備し、ビッグバンを含めて一体的に運営されます。

そして、「泉北スマートシティコンソーシアム」という企業と行政含めた組織を作り

様々な企業さんの得意分野や最先端技術をニュータウン活性に活かして頂きます。

また、堺市は、UR都市都市機構や令和7年にオープンする近大病院の近畿大学とも

協定を結び、大きく連携を行いながら様々な取り組みを進める予定です。

泉北ニュータウンは今、次の50年に向けてワクワクする取り組みが進められます。

僕もこの任期中、これら取り組みに携わってまいりました。

今後、皆様の実感いただけるところまでお届けしてまいります。

<皆様のお声を届ける>

その他、泉北高速鉄道のなかもず駅乗り継ぎ改善や、依存症対策、

医療と介護の連携、動物施策推進、

教育環境の向上など、実現したことも様々ありました。

教育関連では、給食費の公会計化を実現しました。

令和6年からコンビニや一般金融機関からの講座振替などが可能になります。

また、小学校高学年からの教科担任制推進増加に取り組んでまいりました。

医療に関しては堺市の主要な大病院とかかりつけ医さんとのネッワークとなる、

「堺市地域医療ネットワーク」は前回の選挙の時に実現をお約束しておりまして

これも任期中に構築され、現在加盟医さんの拡充に取り組んでいます。

なかもず駅の乗り継ぎは現在改札工事で50m乗り継ぎ距離が短縮。

今後、なかもず周辺の開発などでさらなる抜本的な乗り継ぎ改善へ挑戦します。

まだまだ、ご報告したいことを挙げますと小さなことも含め沢山あります。

みなさんの貴重なご意見を頂きながらこの任期中、様々な仕事に取組まさせて頂き、

充実した活動を行うことができ、感謝申し上げます。

財政再建も目処がついて、いよいよこれから堺の新たなステージへ!

次の4年間は花開く時。

これまで次なる発展のために様々な準備が進んでいます。

ご期待頂きたいと思います。