身を切る改革と100条

今議会は色々と動きがあります。

堺市の予算審査の重要な議会。

この議会で僕たちは議員報酬削減を提案しています。

議員報酬2割カットを提案。

これから益々人口減少と少子高齢化、生産年齢人口も

減少していく中で税収も縮小傾向。

増税を行い、現状の行政サービスを続けるか

更なる改革を進めて選択と集中を行っていくか。

僕らは後者を推進していく立場として

身を切る改革を行い、まずは議会経費削減という改革を

進めていくことを提案しています。

大阪府市と比べて財政は健全と言っていますが

堺市の普通会計の市債残高は増加しています。

議員報酬削減についての議会判断が最終日にあります。

また、個人情報漏洩事件について今回は

100条委員会設置を提案しています。

今議会の伊豆丸議員大綱質疑で明らかになった点。

1.事件をおこした元職員がデータの持ち出しについて

上司の許可を得ていたかどうかの証言が変遷している。

(組織的に容認していたのかどうか。)

2.元職員が命じられた選挙事務のコンピューター補助

システムの保守が通常勤務で出来ないものであったかの

最終的な検証はできていない。

(元職員は通常業務のこともあり、もって帰って作業する

必要があったと証言しているとも言われている。)

長年、堺市に勤務した職員が突然常軌を逸したとして

処理されているが、組織的な動きが誘発していった

可能性も否定できない。

再発防止に向けて必要な確認であり、元職員の証言を

宣誓義務を課する中で調査し、上記の可能性の有無を

検証する必要がある。

再発防止に向けてコンピューターやシステムの対策が

主に議論されているが、どのように予算をかけても

運用側に問題があれば再発防止はできない。

今回このシステム対策に2億円以上の予算計上があり、

検証委員会3人のメンバーの内、堺市大口の発注先である

富士通関係者がいることも今後気になる点だ。

100条については我々以外の会派などがどう考えるか、

議会判断がどうなるか未定であるが

状況はかなり厳しい。

昨日の産業環境委員会では今年度最後の質疑を行った。

内容についてはまたご報告いたします。

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